
TOYOTA
Celsior (UCF10/UCF11) / Lexus LS400
セダン / FR / ラグジュアリーセダン / 1989年頃
初代セルシオ(UCF10/11、海外名LS400)は、静粛性・振動・操作感・組み付け精度といった“体感の品質”を、遮音材や演出でごまかさず、発生源から潰す思想で作られました。 V8の1UZ-FEは、数字以上に回転の滑らかさと振動の少なさが印象に残るエンジンです。ドアの閉まり方、スイッチの節度、ボディのチリの揃い方など、細部の積み上げが「高級車とは何か」を工学の領域へ引き寄せました。 古い個体になるほど、静粛性や乗り味は“整備と部品状態”で差が出ます。冷却系、ゴム・ブッシュ類、足回りの状態が整っている個体は、当時の狙いだった「巡航の静けさ」と「濁りの少ない乗り味」が残りやすいです。
