
車の下にばねがあるよね。あれが段差のショックを全部消してくれるの?

ばねは伸び縮みして、路面の凹凸からの入力を受け止めるよ。ただ、縮むと元に戻ろうとするので、それだけでは揺れが続きやすいんだ。

ぴょん、と戻った勢いで、また反対側へ動く感じ?

そう。その余分な動きを抑えるのがダンパー。ショックアブソーバとも呼ぶ部品だよ。ばねとダンパーを含む、車体と車輪をつなぐ仕組みをサスペンションというんだ。
- 路面からの入力
タイヤと車輪が段差の影響を受ける。
- ばねが伸び縮み
入力を受け止め、元の状態へ戻ろうとする。
- ダンパーが動きを抑える
揺れがいつまでも続かないように働く。
役割を説明する模式的な流れです。実際は各部品が同時に作用し、ばねの後にダンパーが動き始めるという時間順ではありません。

同じような場所にあるけど、二つは別の仕事をしているんだね。

うん。ダンパーは伸び縮みする動きに抵抗を生み、揺れを収まりやすくする。動きを抑えるこの力を減衰力というよ。

じゃあ、ばねをなくしてダンパーだけにしても、同じことにはならない?

役割が違うので置き換えにはならないよ。車体やタイヤの動きをどう受け止め、どう収めるかを、組み合わせて考えるんだ。
ここだけ覚えよう
- ばねには、縮んだ状態から戻ろうとする働きがある。
- ダンパーは伸縮の動きを抑える。
- 二つの部品は役割を分担している。
わかったか、確かめよう
「ばねを付ければ揺れが自動的にすぐ消える」とは言えないのはなぜ?
自分の言葉で考えてから、答えを開いてみよう。
この回の出典・参考資料
- KYB|ショックアブソーバとは? ↗
ばねの振動と、それを抑えるショックアブソーバの役割。製品交換の効果を全車に保証する資料ではない。
- KYB|ショックアブソーバの構造・種類 ↗
ピストン、オイル、バルブと減衰力。複筒式・単筒式、伸び側・縮み側の説明。
制作・資料確認:CAR BOUTIQUE JOURNAL 編集部
更新 2026-09-22 · 資料確認 2026-09-22。シュナと莉奈は架空の案内役です。図の寸法や配置を整備手順として使わず、対象車の取扱説明書を確認してください。
