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車の予算は「車両価格」じゃなく“月々の総額”で決めた方が失敗しない
2026-01-28

車の予算は「車両価格」じゃなく“月々の総額”で決めた方が失敗しない

予算2026.01.28
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おすすめポイント

  • +
    車の支出は購入費だけじゃない
  • +
    保険・税金・車検・燃料を月割りして「月々いくらまで」で握ると、買ったあとに詰まりにくい

PILLAR

コラムは「短い結論」を積み上げるための棚です。関連テーマは一覧(Pillar)から辿れます。

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CHAPTER 01

まず結論:予算は「車両価格」じゃなく“毎月の総額”で決めた方がうまくいく

【結論:予算は「車両価格」じゃなく、維持費まで含めた“毎月の総額”で握る。 】

車を買うときに一番やりがちなのが、「本体いくらまでなら買えるか」だけで決めることです。 でも、あとから効いてくるのは【月々の支払い】です。

ローンでも現金でも、車は「買った瞬間に終わり」じゃありません。 保険・税金・車検・燃料・消耗品が、普通に続きます。

支払い設計を先に整理したいなら、まずは ローン・支払い設計HUB を先に見てください。 “月々いくらまでなら安心か”が固まると、車選びが一気にラクになります。

CHAPTER 02

月々の出費は、だいたいこの2種類に分かれる

1) 毎月じわじわ出ていくもの(見えやすい)

  • ローン/リースの支払い
  • 駐車場代
  • 任意保険(年払いでも、月割りすると見える)
  • ガソリン代(走り方で変わる)

2) まとめて来るもの(ここで詰まりやすい)

  • 自動車税などの税金(年1回)
  • 車検(2年ごと)
  • タイヤやバッテリー、オイルなどの消耗品
  • 突発の修理(ゼロにはできない)

「 2) を忘れてた」が、生活が苦しくなる一番の原因です。 だから最初から、まとめて来る出費も【月割りして】見える化します。

CHAPTER 03

目安のイメージ:ローンなしでも“月2万円台”は普通にある

ここでいう月額は、ざっくり「税金・保険・車検・燃料・駐車場」を月割りしたものです。 ローンの返済は別で足してください。

たとえば、税金や保険、車検、ガソリン、駐車場まで含めたシミュレーションでは、 普通車(プリウス想定)で月2万円前後、軽(N-BOX想定)で月1.8万円前後という例もあります(条件次第で前後します)。

そして怖いのが、ここにローンが乗ることです。 仮にローンが月2万円なら、【合計は一気に4万円台】に見え方が変わります。

「買えるかどうか」を決めるには、こういう足し算を避けられません。

CHAPTER 04

“月額で握る”と、買ったあとにラクになる理由

月額で見ると、判断がズレにくくなります。

(“車両250万円”より、“月3.5万円”の方がリアル)

(燃費がいい車、保険が高い車、駐車場が必要な車…を同じ土俵に置ける)

(保険や駐車場は、あとでどうにもならないことが多い)

  • 「買えるかどうか」が、家計の言葉で判断できる
  • 車種の比較が公平になる
  • “買ったあとに削れない出費”から先に潰せる

CHAPTER 05

10分で作れる「月額総額」シート

数字は最初から完璧じゃなくていいです。 【ズレが出る場所】さえ押さえれば、失敗はかなり減ります。

ステップ1:まず、固定費を埋める

  • 駐車場代(0円の人もいれば、ここが一番重い人もいます)
  • 任意保険(ざっくりでいいので見積もり)
  • ローン支払い(または、毎月積み立てる金額)

ここが家計を決めます。 ガソリン代より先です。

ステップ2:走り方からガソリン代をざっくり出す

  • 走行距離が少ない人ほど「ガソリン代は軽い」
  • でも、短距離ばかりだと別の出費(消耗品やバッテリー)が増えがち

「通勤で毎日乗る」「週末だけ」など、自分の使い方に寄せます。

ステップ3:年払い・2年ごとの出費を月割りする

  • 税金:年額 ÷ 12
  • 車検:2年分を見込んで ÷ 24
  • 消耗品:タイヤ・バッテリー・オイルなどをざっくりで月割り
  • 予備費:月3,000〜10,000円くらい(古い車ほど厚め)

ここまで入れると、月額がかなり現実になります。

CHAPTER 06

月額が決まったら、車両価格は“後から”決まる

「月の総額がいくらまでなら平気か」を先に決めると、車両価格は逆算できます。

→ 本体価格よりも、保険・税金・燃費で削れる車に寄せる

→ 価格だけでなく、状態・保証・整備履歴で安心を買う

  • 月額に余裕がないなら
  • 月額に余裕があるなら

中古車で迷う人は、先に 中古車HUB も見ておくと早いです。 「この車は買っていいのか」が、月額の話とつながって見えてきます。

CHAPTER 07

よくある反論:「細かく計算しても意味ない」への答え

正直、細かい計算はしなくていいです。 でも、【やらないと危ない所】はあります。

  • 任意保険が想像以上に高い(年齢・等級・車種でブレる)
  • 駐車場が必要だった(都心だと月額が跳ねる)
  • 車検とタイヤが同じ年に来て、まとめてきつい
  • ちょい乗り中心で、消耗品の交換が意外と早い

“月額で握る”の目的は、正確に当てることじゃなくて、【驚かないこと】です。

CHAPTER 08

次にやること:この3つだけ先に決める

  • 任意保険の概算(見積もりを1回取る)
  • 駐車場代の有無(0円か、月額が発生するか)
  • 車検・税金・消耗品を月割りして「予備費」を足す

CHAPTER 09

次に読む(この順が早い)

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