
フェアレディZの系譜
S30からRZ34まで。フェアレディZが世代ごとに何を変え、何を守ってきたのか。中古で失敗しない視点も含めて、系譜として整理する。
S30からRZ34まで。ZがZであり続けた理由を、世代ごとの変化で追う。
CHAPTER 01
本文
【序章】ZがZであり続ける理由 フェアレディZは、世代が変わっても芯がブレにくい車です。 FRの姿勢、ロングノーズの見た目、運転して気持ちいい距離感。 技術が進んでも、結局はそこに戻ってきます。
ただし中古で見るべきポイントは世代ごとに変わります。 古い世代は錆と経年、比較的新しい世代は整備履歴と使われ方。 この違いを押さえると、選び方が一気に楽になります。
Zは、スペックの勝負というより、乗り方と整え方で価値が決まる車だ。
【第1章】原点 S30 S30の良さは、軽さと素直さです。 今の基準で見れば不便なところも多いですが、基本がシンプルなので、手当てした分だけ気持ちよくなります。
中古で大事なのは、ボディの錆と板金の履歴。 機関は直せても、錆は後からほど高くつきます。
- 下回りの錆と直し方
- 水回りと燃料系の状態
- 配線や電装のまとまり
S30の話はこちらでも詳しく触れています。
- 日産 フェアレディZ(S 30)
【第2章】GT化 Z31〜Z32 Z31は、買うというよりベース選びの色が濃い世代です。 錆と経年の総和をどう扱うかで、楽しさが決まります。
- 日産 フェアレディZ(Z 31)
Z32は技術が増えた分、良い個体の気持ちよさも増えました。 その代わり、状態の見極めはシビアになります。 過去にどこまで手が入っているかが重要です。
- 日産 フェアレディZ(Z 32)
このあたりから、Zは快適さと速さを両立する方向に舵を切ります。 中古では「直す順番」を間違えると泥沼になりやすいので、まず燃料と冷却、次に足回り、最後に見た目。 これが基本です。
【第3章】再起 Z33〜Z34 Z33は、Zの土台を作り直した世代です。 V6のトルク感とFRのバランスが分かりやすく、いま買っても楽しい。 ただし中古は個体差が大きいので、年式より整備履歴と使われ方を見てください。
- 日産 フェアレディZ(Z 33)
Z34は、基本の良さを保ったまま、日常の使いやすさを上げています。 予算が許すなら現実的な選択肢になりやすい世代です。
- 日産 フェアレディZ(Z 34)
この世代の中古は、車両の状態だけでなく、改造の質も重要になります。 パーツのブランドではなく、取り付けの丁寧さと整備記録。 ここを見れば判断しやすいです。
【第4章】現代の答え RZ34 RZ34は、Zらしさを残しつつ、現代の装備と性能に引き上げた世代です。 速さも装備も別段階なので、予算の作り方も変わります。
- 日産 Z(RZ 34)
中古で選ぶなら、過走行か低走行かより、どう使われ、どう整備されてきたか。 ここはZの全世代に共通です。
【まとめ】中古でZを選ぶ時の考え方
- 古い世代は錆と板金の履歴が最優先
- 新しい世代は整備履歴と使われ方が最優先
- 迷ったら、基礎が整っている個体を選ぶ。結果的に安く、楽しい
Zは、手間も含めて好きになれる車です。 自分の使い方に合う世代を選んで、長く楽しんでください。
KEY MODELS

