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名義変更を先延ばしにすると詰む。損するのは税金より“信用”
2026-01-28

名義変更を先延ばしにすると詰む。損するのは税金より“信用”

名義変更2026.01.28
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おすすめポイント

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    名義変更を後回しにすると、【税金の通知・事故/違反の連絡・保険の手続き】が“前の名義人”に飛びます。あなたが困るというより、まず【人に迷惑をかけて信用を失う】のが痛い。
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    特に3〜4月は要注意。【4月1日時点の名義】で、その年度の税金の通知が走ります。名義が切り替わっていないと、前の人に納付書が届くことがあります。
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    普通車の名義変更(正式には移転登録)は、法律上「変更があった日から15日以内」が原則です。できるだけ早く片付けた方が安全です。

PILLAR

コラムは「短い結論」を積み上げるための棚です。関連テーマは一覧(Pillar)から辿れます。

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CHAPTER 01

結論:名義変更は「あとでいい」が一番高くつく

  • 名義変更を後回しにすると、【税金の通知・事故/違反の連絡・保険の手続き】が“前の名義人”に飛びます。あなたが困るというより、まず【人に迷惑をかけて信用を失う】のが痛い。
  • 特に3〜4月は要注意。【4月1日時点の名義】で、その年度の税金の通知が走ります。名義が切り替わっていないと、前の人に納付書が届くことがあります。
  • 普通車の名義変更(正式には移転登録)は、法律上「変更があった日から15日以内」が原則です。できるだけ早く片付けた方が安全です。

手順そのものは、手続き・書類HUB にまとめています。 「何から手を付ければいいか」で止まる人ほど、先に全体像だけ見ておくと早いです。

「あとでやろう」で放置して、あとから修羅場になるのはだいたいこのパターンです。 【自分が困る前に、相手との関係が壊れる】。 それが一番もったいない。

CHAPTER 02

そもそも名義変更って何?車検証の「所有者・使用者」の話

— 事前に CHECK POINT

  • 車検証を見て、【所有者/使用者】が誰になっているか確認
  • 「名義変更を誰が進めるか」を決める(自分/販売店/行政書士など)
  • 【3月末までに完了】が必要な用事(税金・引っ越し)がないか確認
  • 前の所有者に連絡できるうちに、必要書類の段取りを取る
  • 手順が不安なら、手続き・書類HUB で必要書類と流れを整理する

名義変更は、車検証に載っている「所有者」「使用者」を、今の実態に合わせる手続きです。

  • 【所有者】:車の名義(ローン会社や販売店になっていることも多い)
  • 【使用者】:実際に使う人(あなたがここになることが多い)

個人売買や知人からの譲渡で起きがちなのが、 「車はもうあなたの車なのに、書類上は前の人のまま」というズレです。

このズレを放置すると、次のトラブルが連鎖します。

CHAPTER 03

後回しで起きること①:税金の通知が“前の人”に届く

一番多いのが、これです。

普通車:自動車税(種別割)は「4月1日時点の名義」で1年分が決まる

自動車税(種別割)は、賦課期日(4月1日)に車を所有している人に、4月〜翌年3月の【1年分】が課税されます。 だから3月末〜4月頭をまたぐと、名義が旧のままだった人に納付書が届くことがあります。

「売ったのに納付書が来た」は、名義変更が間に合っていない典型です。 税金の時期で損したくない人は、車を売るタイミング も合わせて読むと判断が早いです。

軽自動車も同じ考え方(4月1日の所有者がその年度分)

軽自動車税(種別割)も、基本は4月1日時点の所有者がその年度の納税義務者になります。 4月2日以降に名義変更・廃車をしても、その年度分は課税される、という説明を自治体も出しています。

税金は“あとで精算すればいい”で済む話に見えますが、現実はこうです。

  • 前の人に「なんで納付書が来るの?」と連絡が来る
  • 忙しい時期に、説明・振込・やり取りが発生する
  • 最悪、関係が悪化して書類に協力してもらえなくなる

【税金そのものより、やり取りのコストが痛い】です。

CHAPTER 04

後回しで起きること②:事故・違反が起きたときに面倒が増える

名義が前の人のままだと、事故や違反が起きたときに「まず前の人」に連絡が行く場面があります。

  • 駐車違反などの通知が前の名義人に届く
  • 事故で“この車の関係者”として前の人に連絡が行く
  • 前の人が「もう自分の車じゃない」と説明するための手間が増える

さらにやっかいなのは、名義が残っている側(前の所有者)が、状況によって責任を問われる可能性がゼロではないことです。 ここまで行くと、あなたと前の人の関係が一気に悪くなります。

事故や保険の話まで絡むと一気にややこしくなるので、不安なら先に 自動車保険ガイド を見ておくと詰みにくいです。

CHAPTER 05

後回しで起きること③:保険や売却で「書類が足りない」が起きる

名義がズレたままだと、いざという時に“正しい書類が出せない”が起きます。

  • 任意保険の手続き(名義や使用者の確認で追加の確認が入る)
  • 次に売るときに、名義が自分じゃなくて手続きが止まる
  • ローンが残っていて所有者がローン会社のまま、などが後から発覚する

「ちょっとした手続きの遅れ」が、売却や乗り換えのタイミングで一気に効いてきます。

CHAPTER 06

よくある言い訳に答える(結局ここで詰む)

「店がやってくれるって言ってた」

販売店が代行してくれるケースはあります。 ただし、【必要書類が揃って初めて進む】ので、放置すると止まります。

特に多いのが、前の所有者の書類をもらい直すパターンです。 一回関係がこじれると、ここが地獄になります。

「そのうちやる。今は忙しい」

忙しいのは分かります。 でも、名義変更は“忙しい時期ほど事故りやすい”手続きです。

  • 3月末〜4月頭(税金の通知)
  • 連休前(運輸支局が混む)
  • 引っ越し・転職(住所が変わって二度手間)

後回しにすると、忙しさが増えます。

CHAPTER 07

チェックリスト:今日やること(10分でOK)

  • 車検証を見て、【所有者/使用者】が誰になっているか確認
  • 「名義変更を誰が進めるか」を決める(自分/販売店/行政書士など)
  • 【3月末までに完了】が必要な用事(税金・引っ越し)がないか確認
  • 前の所有者に連絡できるうちに、必要書類の段取りを取る
  • 手順が不安なら、手続き・書類HUB で必要書類と流れを整理する

CHAPTER 08

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