CHAPTER 01
結論:ドラレコは「保険の代わり」じゃない。事故のあとをラクにする道具
- ドラレコは、事故の損害をゼロにする機械ではありません。いちばん効くのは、事故のあとに起きがちな 【「言った・言わない」】 を減らすことです。
- 事故で消耗するのは、修理代よりも「状況説明」と「過失(どっちがどれだけ悪いか)」のやり取りです。映像があると、ここが短くなります。
- 保険とセットで考えたい人は、先に 保険HUB を見てください。ドラレコの“立ち位置”がはっきりします。
CHAPTER 02
事故で揉めるポイントは、だいたい2つだけ
— 事前に CHECK POINT
- 【前後2カメラ】にするか(迷うなら前後でいい)
- 夜の見え方はどうか(ナンバーが読めるか、白飛びしないか)
- 取り付けをどうするか(配線が不安なら、最初からプロに任せる)
- 録画方式(常時録画/衝撃時ロックなど)が自分の使い方に合うか
- SDカードのメンテができそうか(できない人は“やらなくて済む仕組み”を優先)
- 駐車中も残したいか(必要なら駐車監視。ただしバッテリー負担も考える)
事故後の話が長引くとき、揉めているのは大体この2つです。
- 【何が起きたか】(信号、車線、位置関係、タイミング)
- 【どっちがどれだけ悪いか】(過失割合)
ここがズレると、相手も自分も「自分はこう見えた」「いや違う」の無限ループに入ります。 ドライブレコーダーの映像は、事故の“空気感”じゃなく 【事実に近い材料】 を残してくれます。
CHAPTER 03
ドラレコが効くのは、こういう場面
「自分は安全運転だから大丈夫」と思っていても、事故は“相手発”で起きることもあります。 ドラレコがあると、次の場面で話がこじれにくくなります。
- 【交差点】:信号の色、右左折のタイミング、停止線の位置が残る
- 【追突】:止まっていた/減速していたが見えやすい
- 【割り込み・幅寄せ】:距離感が残る(口頭だけだと説明が難しい)
- 【当て逃げ】:駐車中に「いつ」「どこから」が分かりやすい
- 【あおり運転】:車間や挙動が残る(自分を守りやすい)
- 【夜間】:記憶が曖昧になりやすい場面ほど、映像が助けになる
CHAPTER 04
「とりあえず付けるなら」前後2カメラがいちばん無難
ドラレコは種類が多いですが、迷うなら 【前後2カメラ】 がいちばん失敗しにくいです。
- 後ろからの追突や、あおり運転の状況まで残しやすい
- 駐車中の当て逃げにも効くことがある
- ただし、配線が必要で取り付けは少し面倒になりやすい
「前だけでもいい?」と聞かれたら、答えはこうです。 【前だけでも“ないよりは全然マシ”。 でも、後ろのトラブルに弱い。 】 これだけ覚えておけばOKです。
画質の前に「機能の組み合わせ」を見る
価格差は、だいたい機能差です。 見た目のスペックだけで決めるより、必要な機能が揃っているかで選ぶ方が外しません。
- 【常時録画】(普段の運転も残る)
- 【衝撃時のロック】(事故の前後が別枠で残る)
- 【GPS】(場所と速度の手がかりが残る)
- 【Gセンサー】(衝撃を検知してイベント保存)
- 【音声】(会話やクラクションも残る)
- 【夜の見え方】(白飛びしにくいか)
360度カメラは万能じゃない(合う人だけ)
360度タイプは死角が少ない反面、【後方のナンバーが読みづらい】 など、目的によっては弱点もあります。 「何でも撮れる」より、「欲しい場面で読める」かどうかを優先した方が後悔しません。
CHAPTER 05
付けても意味が薄くなる「もったいない」パターン
ドラレコは、付けただけで安心しがちです。 でも実際は、こういう“もったいない”が多いです。
- 【角度がズレている】(ボンネットばかり/空ばかり/信号が切れる)
- 【夜が弱い】(ライトの反射で白飛びして、肝心なものが読めない)
- 【日付や時刻がズレている】(あとで見返すと地味に困る)
- 【SDカードが弱っている】(いざという時に録れていない)
- 【ガラスが汚れている】(とくに内側の曇り・油膜は効く)
- 【音声が入っていない/入れ忘れ】(相手の発言が残らない)
SDカードだけは“放置しない”が正解
ドラレコでいちばん多い落とし穴が、SDカードです。 「録画はしてるはず」でも、カードが不調だと 【“録れてない”】 が普通に起きます。
- 2週間〜1か月くらいの間隔で、定期的にフォーマット(初期化)する
- フォーマットすると映像が消えるので、必要な映像は先にバックアップする
- カード自体も消耗品。違和感が出たら早めに交換する
- 月1回だけでいいので「最近の録画」を再生して、音と映像がまともか確認する
※フォーマットの頻度は機種や使い方で変わります。 あなたの機種の説明書の指示が最優先です。
CHAPTER 06
事故が起きたとき、ドラレコ持ちがやりがちな落とし穴
ドラレコがある人ほど、事故直後に焦ってやりがちなのがこの3つです。
- 【その場で過失を決めようとする】(言い切らない。判断は後でいい)
- 【映像を確保する前に運転を続ける】(上書きで消えることがある)
- 【映像をSNSに出す】(相手の顔・ナンバー・場所が映っているとトラブルになる)
事故直後にやることは、ほぼ決まっています。 迷わないために、 事故直後にやることチェックリスト を一度だけ読んでおくと安心です。
CHAPTER 07
購入前チェックリスト(ここだけ押さえれば十分)
「何を選べばいいか」で迷うなら、まずはこの順で決めてください。
- 【前後2カメラ】にするか(迷うなら前後でいい)
- 夜の見え方はどうか(ナンバーが読めるか、白飛びしないか)
- 取り付けをどうするか(配線が不安なら、最初からプロに任せる)
- 録画方式(常時録画/衝撃時ロックなど)が自分の使い方に合うか
- SDカードのメンテができそうか(できない人は“やらなくて済む仕組み”を優先)
- 駐車中も残したいか(必要なら駐車監視。ただしバッテリー負担も考える)
- 「録画できているか」を定期的に確認できそうか(ここが一番大事)
CHAPTER 08

