CHAPTER 01
先に言うと:輸入車でもOBD検査はもう始まっています
「輸入車って、車検のときに何か増えたの?」と聞かれたら、答えはこれです。 【対象の輸入車は、車検で“コンピューター診断(OBD検査)”が必須になりました。 】
ただ、ここで無駄に怖がる必要はありません。 やることはシンプルで、まずは 【自分の車が対象かどうか】 を見分けるだけです。
(車検の全体像を先に押さえたいなら、こちらから: 車検の入口 )
CHAPTER 02
まず確認:車検証の「備考欄」に“OBD検査対象”と書いてあるか
結局ここです。 年式や登録年で当てにいくより、【車検証の備考欄】を見た方が早い。
- 備考欄に 【「OBD検査対象」】 と書いてある → 原則、OBD検査の対象
- 書いてない → 原則、対象外
紙の車検証でも、電子車検証でも、考え方は同じです。 (電子車検証は、IC読み取りや閲覧アプリで確認する前提の案内もあります。 )
CHAPTER 03
「いつから?」の答え:輸入車は2025年10月1日から本格開始
輸入車のOBD検査は、【2025年10月1日から開始】と明記されています。 つまり、今はもう「始まっている側」です。
ただし、“いつから”を日付だけで覚えるより、あなたはこう覚えておく方が安全です。
> 【車検証の備考欄に書いてあれば、いずれ必ず来る。 】 > だから先に受け入れ先と段取りを作っておく。
CHAPTER 04
そもそも、どんな輸入車が対象?ざっくりの目安は「2022年10月以降の新型」
ここを雑に説明すると誤解が出るので、先に断っておきます。 【年式だけで決め打ちしないでください。 最後は備考欄です。 】
その上で、目安としてはこうです。
(フルモデルチェンジ=車の型が大きく変わったタイミング)
- 輸入車は、【2022年10月1日以降の“新型(フルモデルチェンジ)”】が対象になりやすい
ここも、公式の書き方は「備考欄で確認してください」に寄っています。 だからCBJでも同じ結論にします。 【備考欄を見れば一発】です。
CHAPTER 05
対象外の扱いもある(ここで余計な不安を増やさない)
輸入車といっても全部が同じ扱いではありません。 制度上、対象外として整理されている車両もあります。
たとえば「並行輸入」や「二輪」など、扱いが違うものが明記されています。 自分の車がその枠に入るか分からないなら、これもまた 【車検証を見せて整備工場に確認】が一番早いです。
CHAPTER 06
ちょっとややこしい所:「対象」と書いてあっても、当面は不要なケースがある
ここでつまずく人が多いので、先に言います。
車検証に「OBD検査対象」と書いてあっても、【一定期間はOBD検査が不要】になるケースがあります。 理由は簡単で、制度上「まだ検査をかけない期間」が決まっているからです。
細かい条件は公式の表現どおりに言うと少し堅いのですが、ざっくり言うと、
- 【型式指定から2年未満】
- 【初度登録から10か月未満(初回車検あたりの時期)】
このあたりは“やらなくていい判定”になることがあります。 ここも結局、【整備工場に車検証を見せて確認】するのが一番早いです。
CHAPTER 07
輸入車オーナーが詰まりやすいのは「故障」より「受け入れ先」
OBD検査の中身は「車のコンピューターに残っている故障情報を読み取って、国の基準に引っかかるものがないか確認する」ものです。
ここで輸入車がややこしいのは、車そのものより、【対応できる工場が分かれる】ところ。
- 国産車はどこでも大体やれるが、輸入車は「メーカー・年代」で得意不得意が出る
- たまたま持ち込んだ店が対応できず、予約を取り直して時間だけ溶ける
- 車検の直前に慌てると、代車や予定も崩れる
なので、輸入車こそ 【“車検の前に、受け入れ先を決める”】 のが効きます。
(次の疑問:実際に「どこで落ちる?」が気になるなら、先にここを読むのが早いです: OBD検査で車検に落ちる“よくある落とし穴” )
CHAPTER 08
車検の前にやっておくとラクな5つの準備
ここは難しい話はしません。 やる順番だけ決めます。
1) まずは車検証で「対象かどうか」を確定させる
備考欄に書いてあるか。 これで半分終わりです。
2) 警告灯が点いているなら、車検の前に一回見てもらう
OBD検査で不合格になると、【直さないと車検に通りません】。 「車検のときに一緒に直せばいいや」は、混む時期だと普通に詰みます。
3) 運転席の下に“何か刺さってる”なら、車検前に外せるか確認
国交省の案内でも、車検時に差し込み口(データリンクコネクタ)へ診断機をつなぐため、 そこに機器(ドライブレコーダー等)が刺さっている場合は外すよう注意されています。 自分で外せないなら、付けた店に相談するのが安全です。
4) 「このメーカーの診断まで対応できますか?」を予約前に聞く
聞くのはこれだけでOKです。 店側の回答が曖昧なら、その時点で別の店を探した方が早いです。
5) 車検当日にバタつかないように、事前に“やること”を一枚にしておく
おすすめはこの3行だけメモすること。
- 車検証の備考欄:OBD検査対象(あり/なし)
- 警告灯:点灯(あり/なし)
- 連絡先:OBD検査対応の店(電話番号)
CHAPTER 09
よくある誤解(ここだけ潰しておけば安心)
→ 違います。 対象外の扱いもあります。 まずは備考欄で確認。
→ 年式だけだとズレます。 備考欄の記載が確実です。
→ 直前に詰むのは、だいたいこのパターンです。 受け入れ先だけ先に決めておくとラク。
- 【「輸入車は全部対象でしょ?」】
- 【「年式が新しいから対象だよね?」】
- 【「車検のときに言われたら考える」】
CHAPTER 10
次に読む(迷いが残りやすい所だけ)
- OBD検査で「落ちる」パターンを先に知りたい: OBD検査で車検に落ちる“よくある落とし穴”
- 車検の段取りをまとめて押さえたい: 車検の入口
- 輸入車の“詰みやすい所”を先に潰したい: 輸入車トラブルの入口
CHAPTER 11

