ARCHIVE 04
中古車相場は「下がる/上がる」予想で買うな。買い時の判断は3点で決める
2026-01-27

中古車相場は「下がる/上がる」予想で買うな。買い時の判断は3点で決める

中古車2026.01.27
+

おすすめポイント

  • +
    中古車の買い時はカレンダーでは決まらない
  • +
    期限・候補の数・総額の3点で判断し、季節の波は追い風として使う
  • +
    迷いを止めるための探し方とチェックシートを整理

PILLAR

コラムは「短い結論」を積み上げるための棚です。関連テーマは一覧(Pillar)から辿れます。

COLUMN一覧へ戻る

CHAPTER 01

結論:「何月が安い?」より先に、あなたの“期限と条件”で買い時は決まる

中古車の買い時は、3月とか9月とか、いろいろ言われます。 でも正直、カレンダーだけ追いかけても、買えません。

買い時を決めるのは、次の3点です。

1) 【いつまでに必要か(期限)】 2) 【候補が何台あるか(選べる余裕)】 3) 【総額で無理がないか(ローンも含めた現実)】

この3点が揃った瞬間が、あなたにとっての買い時です。

中古車選びの全体像はこちら:中古車選びの全体像(Guide)

CHAPTER 02

まず現実:相場の上下はある。でも「下がった瞬間に買える人」しか得をしない

— 事前に CHECK POINT

  • いつまでに必要?(期限)
  • 絶対に外せない条件は何?(3つまで)
  • 変えてもいい条件は何?(3つまで)
  • 総額の上限はいくら?(月額ではなく)
  • 今週、候補を何台まで集める?(目標:10台)
  • 中古車選びの全体像(Guide)

3月や9月に在庫が増えて、値段が動きやすいのは事実です。 ただ、ここで一つだけ残酷な話があります。

相場が下がったとしても、 【その瞬間に買える準備ができている人しか得をしません。 】

  • 予算が決まっていない
  • ローンの目安がない
  • 条件が絞れていない
  • 比較の軸がない

これだと、下がっても「悩んでいるうちに売れた」で終わります。

CHAPTER 03

判断軸①:期限(車検・引っ越し・家族の予定)を最優先にする

期限がある人は、相場より期限です。 とくに車検が近い人は、待つほどリスクが上がります。

  • 車検代が読めない
  • 急な修理が入る
  • 予定がズレると、結局“急いで買う”ことになる

期限があるなら、「その期限までに買える条件」に寄せるのが安全です。

次に気になるなら:車検が近い人の判断(Guide)

CHAPTER 04

判断軸②:候補の数(“選べる余裕”)があるか

ここが一番大事です。 候補が少ないと、買い時は来ません。

目安として、候補が 【5台未満】だと、値段交渉も比較も難しくなります。 逆に、候補が 【10台前後】あると、急に決めやすくなります。

候補を増やすコツは「条件を増やす」じゃなくて、「動かせる条件を決める」ことです。

  • 変えない条件(3つまで):サイズ、用途、予算 など
  • 動かせる条件(3つまで):色、グレード、年式 など

この枠を先に作っておくと、在庫が増える季節の波を“味方”にできます。

CHAPTER 05

判断軸③:総額(ローン込み)で無理がないか。月額だけで決めない

月額が通るか、は大事です。 でも、月額だけ見て決めると詰みます。

  • 頭金の有無
  • 金利
  • 車検や保険や消耗品
  • いざというときの修理費

ここまで含めて「生活が回るか」で決めた方が、長期的には安いです。

総額の考え方はこちら:月額総額で考える(Guide)

CHAPTER 06

“安い月”の話もしておく(ただし、これを主軸にしない)

よく言われるパターンはこんな感じです。

  • 3月/9月:入れ替えが増えて在庫が動く
  • 4〜5月:落ち着きやすく、値段が動くことがある
  • 月末:売りたい側が焦って条件が出ることがある

この話自体は間違いじゃない。 ただ、これはあくまで 【追い風】です。 追い風が吹いても、準備がないと意味がありません。

CHAPTER 07

反論:「どうせなら一番安い時期まで待ちたい」→ 待つなら“期限”を決める。無期限待ちは損

待つのが悪いわけではありません。 でも、無期限で待つと、最後はだいたい急ぎます。

待つなら、こうしてください。

  • 期限を決める(例:2か月)
  • その間に候補を10台まで広げる
  • 期限までに買えなければ、条件を1つ動かす(隣ずらし)

これなら、待っても迷いが減ります。

CHAPTER 08

次にやること:買い時を“自分で作る”ためのチェックシート

紙でもメモでもいいので、ここを埋めてください。 買い時が見えてきます。

  • いつまでに必要?(期限)
  • 絶対に外せない条件は何?(3つまで)
  • 変えてもいい条件は何?(3つまで)
  • 総額の上限はいくら?(月額ではなく)
  • 今週、候補を何台まで集める?(目標:10台)

次に読む:

CHAPTER 09

よくある誤解:買い時=値段が下がるタイミング、ではない

「買い時」って、値段が下がった瞬間のことだと思われがちです。 でも実際は、【良い個体を逃さず買えるタイミング】の方が大事です。

安くても、状態が悪ければ結局高くつきます。 反対に、少し高くても状態が良くて長く乗れるなら、総額は安くなります。

CHAPTER 10

具体例:同じ“買い時探し”でも、正解は真逆になる(2パターン)

パターンA:期限がある(車検・通勤・家族)

このパターンは、相場を待つほど不利です。 期限までに買える条件へ寄せて、早めに決めた方がラクになります。

  • 候補を広げる(色・年式・グレードを少し動かす)
  • 早めに店に行く(状態の確認を進める)
  • 迷うなら「保証の厚い店」を優先する(失敗の損失を減らす)

パターンB:期限がない(趣味車・増車)

このパターンは、待つ価値があります。 ただし、待つなら“探し方”もセットで変えないと、永遠に決まりません。

  • 条件を決めすぎず、候補を集める
  • 週に一回は候補を見直す(放置しない)
  • 「出たら買う仕様」を決めておく(例:この色、この装備、この予算)

CHAPTER 11

店での動き方:値引きより“総額の内訳”を出してもらう

中古車は、値引きよりも内訳です。 「本体が安い」より、「何にいくら払うか」を見た方が安全です。

店で聞くのはこの3つだけで十分です。

  • 総額に含まれている整備はどこまで?(何を交換する?)
  • 保証は付く? 付くなら何が対象?(期間と範囲)
  • 納車までに追加でかかるものはある?(タイヤ、バッテリー等)

これが噛み合わない店は、あとで揉めやすいです。

CHAPTER 12

迷いが止まらない人へ:買い時を“作る”一番簡単な方法

迷う人は、だいたい「比較の軸」が足りません。 そこで、最後はこの2つだけで決めるとブレません。

  • 【状態(整備記録・消耗品・保証)】
  • 【総額(ローン込みで生活が回るか)】

相場は参考。 決め手はこの2つです。

CHAPTER 13

候補を集めるときのコツ:最初は広く、最後に絞る

最初から1台に絞ろうとすると、だいたい迷います。 おすすめは、最初は広く集めて、最後に切るやり方です。

  • まずは条件をゆるめて候補を集める(10台)
  • 次に「絶対に嫌な条件」を決めて落とす(整備記録なし、保証なし等)
  • 残った3台だけ実物を見る

この順番にすると、相場より自分の判断が強くなります。

関連記事

VIEW ALL