
HONDA Civic Type R (EK9)
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TAKEAWAYS
まず押さえるポイント
- 軽さがそのまま運転の楽しさになる。
- 操作系の密度が高い。
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目次
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CHAPTER 01
結論:この車が向く人 / 向かない人
EK9は、軽さと回転で走るType Rの象徴です。 パワーより、姿勢と操作の気持ちよさが主役。 中古ではボディの歪み/錆、足回りの整合、そして冷却・点火の履歴。 軽い車ほど、コンディションの差が体感に出ます。 Honda Civic Type R (EK 9)は「スポーツ×ハッチバック」の文脈で語られることが多い一台です。 中古では走行距離より、整備記録と仕様の透明性を優先。 初期費用を抑えすぎると後追い整備で総額が膨らみやすいので、“整った個体を高く買う”ほうが安全です。
向く人
- 軽さと回転の気持ちよさが最優先。操作の手応えが濃い車が好き。
- 古い名車を「整えながら乗る」前提がある。維持の手間も含めて楽しめる。
- 純正度や整備履歴を重視して、個体差を丁寧に見極めるつもりがある。
向かない人
- 快適装備や静粛性がないと日常でつらい。趣味車として割り切れない。
- 錆や補修の質に神経質になりたくない。古い車の不確実性がストレスになる。
- 安さ優先で買って、後から直していく計画を立てられない。
EK9は、軽さと回転で気持ちよく走るタイプRです。 速さの数字というより、操作の手応えが濃い。 いま買うなら「古い名車」ではなく「状態の良い素材」を探す感覚が近いです。
中古市場は個体差が極端です。 純正度が高い個体、整備履歴が読みやすい個体は高い。 逆に、価格が手頃でも改造の背景が不明だったり、直進性や骨格に疑いがあると、取り戻すのに時間とお金がかかります。
結論としては、錆と骨格、そして仕様の透明度。 ここを最優先で選ぶのが近道です。
EK9は「速さより手触り」を求める人向けです。 最新の快適装備や静粛性を前提にすると、どうしても不満が出ます。 趣味車として割り切れるかが分かれ目です。
CHAPTER 02
買う前の最重要チェック
CHECK POINTS
購入前に確認したいこと
- 錆と骨格のダメージで価値が割れる。
- 個体差が大きく、整合が崩れると走りが鈍る。
- ボディの錆と修復歴の説明は最重要です。
- 足回りブッシュとアライメントで印象が激変します。
- 冷却・点火の更新履歴が薄い個体は注意です。
- 錆と骨格は後から取り返しにくい。まず土台を優先して選ぶ。
- ゴム類やブッシュは年式相応に来る。リフレッシュすると走りの気持ちよさが戻る。
購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。
いちばん大事なのはボディ
EK9はここがすべてです。 エンジンや足は後から直せますが、ボディの歪みや錆は戻りにくい。 だから先に厳しく見ます。 この年代の車は、ボディがすべてです。 錆や補修の質が悪いと、どれだけ機関を直しても気持ちよく走りません。
- 下回り、フロア、フェンダー周りの錆
- 事故歴や骨格補修の痕
- ドアの建て付け、パネルの隙間、左右差
次に「回す車の基礎体力」
回転を使う車は、油脂と冷却の管理がそのまま寿命です。
- オイル滲み、にじみの場所
- 冷却系の更新履歴(ホース、サーモ等)
- エンジンの始動性、アイドリングの安定
走りの違和感
見た目がきれいでも、走りで正体が出ます。 短い試乗でも、違和感がある個体はだいたい何かを抱えています。
- 直進でフラつく、ハンドルが取られる
- 段差で足が暴れる、収まりが遅い
- ブレーキの振動や鳴きが強い
CHAPTER 03
弱点・故障(注意点)
弱み・注意点
- 錆と骨格のダメージで価値が割れる。
- 個体差が大きく、整合が崩れると走りが鈍る。
トラブル傾向
- ボディの錆と修復歴の説明は最重要です。
- 足回りブッシュとアライメントで印象が激変します。
- 冷却・点火の更新履歴が薄い個体は注意です。
錆と補修の質
錆は見えるところより、見えないところが怖いです。 軽い表面錆ならまだしも、構造に入っていると修理が大変。 費用だけでなく、作業期間も覚悟が必要になります。
消耗品の総入れ替えが前提になりやすい
ブッシュ、マウント、ゴム類。 ここが新しい個体ほど、乗った瞬間に価値が分かります。 逆に、ここが古いと「名車のはずなのに疲れる」という状態になりやすいです。
改造内容の当たり外れ
改造車は良い悪いではなく、意図と質です。 配線の雑さ、ボルトの使い方、取り付けの歪み。 こういう部分はトラブルの入口になります。
CHAPTER 04
維持費の構造
- 年間の目安: 年間30〜95万円
- 維持費(年): 約63万円(目安)
- 軽さの車は“器と足”が命。履歴の静かな個体ほど濃い。
メンテナンスの要点
- 錆と骨格は後から取り返しにくい。まず土台を優先して選ぶ。
- ゴム類やブッシュは年式相応に来る。リフレッシュすると走りの気持ちよさが戻る。
- 改造車は意図と質。配線や取り付けの雑さはトラブルの入口になりやすい。
維持費の目安は年間30〜95万円。 幅が広いのは、状態と使い方で差が出やすいからです。 タイヤ、ブレーキ、油脂は走るほど増えます。 趣味車として「直す楽しみ」も含めて計画しておくと後悔しにくいです。
CHAPTER 05
中古で狙うなら
- 中古相場: 200万〜900万円(相場変動)
- 安全ライン:450〜850万円前後(錆と整合重視)
- 発売年: 1997
- ボディ: ハッチバック
- セグメント: スポーツ
- エンジン: Front 1.6 NA (B16B VTEC)
- 駆動: FF
- トランスミッション: 5MT
- 燃料: ハイオク
- 新車価格: 当時: 200万〜450万円台(仕様差)
主要スペック(参考)
- 最高出力: 185ps
- 最大トルク: 160Nm
- 燃費: 目安: 6〜12 km/L
- まずは純正度と整備記録の揃い方で候補を絞る
- 安さより、錆と骨格の安心感を買う
- 迷う個体は 修復歴の見抜き方チェックリスト で一度手順に落とす
EK9は買って終わりではなく、買ってから整えて完成する車です。 最初の個体選びで、後の総額と楽しさが決まります。
もし予算が限られているなら、最初は完璧を目指さなくていいです。 ただし土台だけは妥協しない。 錆と骨格、そして整備履歴。 この3点が揃っていれば、あとは自分のペースで整えていけます。
CHAPTER 06
比較対象(3台以内)
同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。
同系統ならDC2はより硬質でストイック、EK9は軽さと回転の気持ちよさ。 FRの気分が欲しいならロードスター(NA)という選択肢も強いです。
COMPARE CANDIDATES
車種比較へCHAPTER 07
関連リンク
最後に、購入判断を一段進めるための『次に読む3本』を置きます。 迷ったらこの順で読むと早い。
購入判断に直結するガイドと、落とし穴を潰すコラムを置いてあります。
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