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HONDA Integra Type R (DC5)
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HONDA / 2001

HONDA Integra Type R (DC5)

スポーツ2001

PILLAR

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TAKEAWAYS

まず押さえるポイント

  • 剛性の土台が強く、整合が揃うと線がきれい。
  • K20Aは回転で走れる厚みがある。
  • 情報量が多く、改善の道筋がある。

CHAPTER 01

結論:この車が向く人 / 向かない人

DC5インテグラType Rは、形式の議論を超えて“整合”で走る車です。 剛性の土台、ストラット前提のジオメトリ、回して使うK20A。 中古では仕様より履歴。 足のブッシュとアライメント、冷却と油脂、配線の後付け品質。 ここが揃う個体は、普通の速度域でも線がきれいになります。 回して気持ちいいのは、整っている個体だけ。 だから選び方が価値になります。

向く人

  • 剛性の高いボディで、回転を使い切る気持ちよさを味わいたい。
  • 週末に走りを楽しみたいが、日常の扱いやすさも残したい。
  • 整備履歴を見て、土台の良い個体を選ぶつもりがある。

向かない人

  • 短距離の街乗りだけで満足したい。走りの魅力が出にくい環境だと持て余しやすい。
  • 維持費の上振れが怖い。消耗品と年式相応の整備にお金を使えない。
  • 雑な改造車でも買ってしまいがち。仕様の透明度を重視できない。

DC5は、タイプRの中でも「剛性と回転の気持ちよさ」が分かりやすい一台です。 しっかりした器の上で、エンジンを上まで使い切れる。 走りの気持ちよさに対して、日常の扱いやすさも残っています。

中古で見るべきは、スペックより整合です。 足回り、ブレーキ、冷却、そしてミッション。 ここが噛み合っている個体は、運転した瞬間に分かります。 逆に、安さ優先で選ぶと、後からまとめて整備が必要になりがちです。

結論としては「直して乗る」前提でもいいが、直す内容が読みやすい個体を買う。 これが失敗しない近道です。

DC5は「気持ちよく回して走る」人に向きます。 短距離だけの街乗りや、静粛性最優先だと魅力が出にくいです。 週末に走りを楽しめる環境があると化けます。

CHAPTER 02

買う前の最重要チェック

CHECK POINTS

購入前に確認したいこと

  • 個体差が足回りに出やすい。
  • 改造個体が多く、整合が崩れると症状が増える。
  • 熱と油脂管理を怠ると一気に調子を落とす。
  • 足回りブッシュとアライメント履歴は要確認です。
  • 配線の後付け品質が雑だと電装トラブルが出やすいです。
  • 冷却系の更新履歴が薄い個体は避けたいです。
  • ミッションとクラッチの違和感は放置しない。試乗で渋さがある個体は慎重に。

購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。

履歴を先に揃える

  • オイル交換の頻度と銘柄の傾向
  • 冷却系の更新履歴
  • ブレーキ周りの交換履歴
  • クラッチ、ミッションオイルの履歴

整備記録が薄い個体は、現車で拾える情報が限られます。 まずは候補から外してもいいです。

現車で見るポイント

DC5は「走り方の癖」が残りやすい車です。 乗れば分かる情報が多いので、現車確認は丁寧にやる価値があります。

  • 直進性とハンドルセンター
  • シフトの入り、違和感の有無
  • 段差での足の収まり、異音
  • 下回りの擦りとオイル滲み

CHAPTER 03

弱点・故障(注意点)

弱み・注意点

  • 個体差が足回りに出やすい。
  • 改造個体が多く、整合が崩れると症状が増える。
  • 熱と油脂管理を怠ると一気に調子を落とす。

トラブル傾向

  • 足回りブッシュとアライメント履歴は要確認です。
  • 配線の後付け品質が雑だと電装トラブルが出やすいです。
  • 冷却系の更新履歴が薄い個体は避けたいです。

弱点はあるけれど、分かりやすい弱点でもあります。 買う前に把握しておくと、購入後の計画が立てやすいです。

ミッションとクラッチ

走り方が反映されやすい部分です。 シフトフィールが重い、入りが渋い、ギア鳴りがする。 こういう違和感は放置しない方がいいです。 軽い整備で収まることもありますが、深いと費用感が一気に上がります。

冷却と油脂

回す車は油脂の管理が命です。 オイル滲みがある個体は、原因と場所を見極めたい。 冷却系の更新履歴があると、購入後の不安が減ります。

足回りの整合

ブッシュ、ダンパー、アライメント。 ここが崩れると、ただ硬いだけの車になります。 逆に整っているDC5は、街乗りでも姿勢がきれいで疲れにくいです。

CHAPTER 04

維持費の構造

  • 年間の目安: 年間30〜85万円
  • 維持費(年): 約58万円(目安)
  • 安い個体ほど“足と配線”で戻しが出やすい。履歴の静かな個体を拾うのが結局安い。

メンテナンスの要点

  • ミッションとクラッチの違和感は放置しない。試乗で渋さがある個体は慎重に。
  • 油脂と冷却の管理が価値を左右する。履歴が読みやすい個体ほど安心して回せる。
  • 足回りの整合が取れたDC5は、街乗りでも姿勢がきれいで疲れにくい。

維持費の目安は年間30〜85万円。 タイヤとブレーキの消耗で上振れします。 走る距離が短くても、年式相応のゴム類は確実に来るので、維持費は余裕を持って見ておくのが正解です。

CHAPTER 05

中古で狙うなら

  • 中古相場: 200万〜900万円(相場変動)
  • 安全ライン:250〜520万円前後(整合重視)
  • 発売年: 2001
  • ボディ: クーペ
  • セグメント: スポーツ
  • エンジン: Front 2.0 NA (K20A i-VTEC)
  • 駆動: FF
  • トランスミッション: 6MT
  • 燃料: ハイオク
  • 新車価格: 当時: 200万〜450万円台(仕様差)

主要スペック(参考)

  • 最高出力: 220ps
  • 最大トルク: 206Nm
  • 燃費: 目安: 6〜12 km/L

DC5は「買ってからの整備で完成する」車でもあります。 最初に土台が良い個体を掴むと、整備は前向きな投資になります。

逆に、土台が弱い個体は、何をしても満足度が上がりにくいです。 走りを楽しむ車ほど、最初の選び方がそのまま体験になります。

CHAPTER 06

比較対象(3台以内)

同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。

同じホンダ系ならFD2は使い勝手とバランス、DC5は剛性と回転感。 別世界の気分が欲しいなら、S2000(AP 1)のオープンとFRも候補です。