ARCHIVE 01
HONDA Integra Type R DC2
HONDA
HONDA / 1995

HONDA Integra Type R DC2

クラシックスポーツ1995

PILLAR

迷ったら、上位ページに戻って条件を整理してから見ると早いです。まず「HONDAの車種一覧へ」→ 「中古車検索HUB」→ このページ、の順で進めるのがおすすめ。

TAKEAWAYS

まず押さえるポイント

  • 軽さと反応の速さで、ドライバーの入力がそのまま挙動に返ってくる
  • 機械式LSDとVTECの組み合わせが、速度域を問わず濃い体験を作る
  • 構造が比較的シンプルで、整備の優先順位が立てやすい

CHAPTER 01

結論:この車が向く人 / 向かない人

DC2 インテグラ タイプRは、NA高回転と軽い車体が生む、前輪駆動の名作です。 中古では年式が古く、性能よりも『ボディと足回りの基礎体力』が肝になります。 ブッシュ類、ハブ、マウント、冷却系など、消耗と経年が積み重なる箇所は多め。 改造車が多いので、修復歴だけでなく、歪みや錆、履歴の透明性まで含めて判断すると失敗しにくい。

向く人

  • 高回転NAの手応えを、FWDで味わい尽くしたい人
  • 年式相応のリフレッシュを前提に、長く育てたい人
  • 改造や修復の履歴を言語化して判断できる人

向かない人

  • 静かで快適な移動を最優先したい人
  • 古い車のゴム類や錆対策に手間を掛けたくない人
  • 履歴が曖昧でも『名車だから』で買ってしまいがちな人

DC2は、買った瞬間より『整った瞬間』が一番うれしい車です。 派手なチューニングより、素性の良さと足回りの健全さ。 そこが揃うと、ステアリングを切った分だけ車が反応してくれます。

速さだけでなく、操作に対する返事の良さを楽しめる人向けです。 反対に、静かさや乗り心地だけを求めるなら、他の選択肢の方が幸せになりやすい。

CHAPTER 02

買う前の最重要チェック

CHECK POINTS

購入前に確認したいこと

  • ボディの歪み・修復歴の影響が大きく、個体差が体験差になる
  • 足回りブッシュやマウントの劣化で“軽さ”が負債に変わる
  • 改造車は燃調・足回りの整合性次第でトラブルが増える
  • ブッシュ類・マウント類の劣化で、乗り味と直進性が崩れやすい
  • ハブベアリングやドラシャ周りは異音が出る前の点検が効く
  • 冷却系とゴム類は年式で弱る。漏れ跡があれば前提を厳しめに置く
  • 足回りのリフレッシュ(ブッシュ、マウント、ベアリング)が価値になる

購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。

最初に見るのは、下回りとボディの状態です。 錆、歪み、パネルのチリ、溶接跡。 次に足回りのリフレッシュ履歴。 試乗では、直進性、段差での収束、ミッションの入り、異音を確認してください。

改造車が多いジャンルなので、『どこまで触られているか』を説明できる個体が安心です。 説明が曖昧な車は、後から整備の前提が崩れます。

ボディと足回りは最優先

  • ドアの閉まり方やチリの揃い方。軽い歪みは乗り味に出ます
  • 下回りの錆。ジャッキポイント付近は特に確認
  • ハブやベアリングの音。試乗でゴー音が出る個体は要注意
  • マウントやブッシュの劣化。加減速で揺れるなら交換前提です

CHAPTER 03

弱点・故障(注意点)

弱み・注意点

  • ボディの歪み・修復歴の影響が大きく、個体差が体験差になる
  • 足回りブッシュやマウントの劣化で“軽さ”が負債に変わる
  • 改造車は燃調・足回りの整合性次第でトラブルが増える

トラブル傾向

  • ブッシュ類・マウント類の劣化で、乗り味と直進性が崩れやすい
  • ハブベアリングやドラシャ周りは異音が出る前の点検が効く
  • 冷却系とゴム類は年式で弱る。漏れ跡があれば前提を厳しめに置く

年式が古い分、トラブルは派手ではなくても連鎖します。 ゴム類の劣化、冷却の弱り、ベアリングやブッシュの消耗。 兆候が小さいうちに手を打てるかで、維持の難易度が変わります。

CHAPTER 04

維持費の構造

  • 年間の目安: 年間50〜110万円
  • 維持費(年): 約80万円(目安)
  • 買った後に効くのは、足回りとブレーキ、そしてボディの素性です。安さ優先より、整備の筋が通った個体を選ぶと、維持の判断がぐっと楽になります。

メンテナンスの要点

  • 足回りのリフレッシュ(ブッシュ、マウント、ベアリング)が価値になる
  • 冷却系とホース類の予防整備で、安心感が一段上がる
  • クラッチやミッションは乗られ方で差が出る。試乗で違和感を拾う
  • 錆は後から効く。下回りとボディの状態は妥協しない

本体は軽くても、維持は『年式』が支配します。 壊れたら直すより、壊れる前に交換する方が結果的に安いことも多い。 年間コストは、リフレッシュをどの年にまとめるかで変動します。

部品は『純正にこだわり過ぎない』

純正が手に入りにくい箇所は、信頼できる社外部品で補う発想も現実的です。 大事なのは、基礎を整えてからチューニングに進む順番。

CHAPTER 05

中古で狙うなら

  • 中古相場: 350万〜900万円(相場変動)
  • 安全ライン:500〜900万円前後
  • 発売年: 1995
  • ボディ: クーペ
  • セグメント: クラシックスポーツ
  • エンジン: Front Inline-4 NA (B18C VTEC)
  • 駆動: FF
  • トランスミッション: 5MT
  • 燃料: ハイオク
  • 新車価格: 当時:200万〜250万円(参考)

主要スペック(参考)

  • 最高出力: 200ps
  • 最大トルク: 186Nm
  • 燃費: (年式/仕様で変動)

極端に低走行でも、長期間動いていない個体は要注意です。 距離よりも、定期的に動かされて整備されてきたか。 記録があるか。 そこに価値があります。

速さより素性

パワーアップ済みの車は魅力的に見えますが、素性が読めないと不安が増えます。 最初の一台は、ノーマルに近く、記録簿が揃った個体から始めるのが無難です。

初年度はリフレッシュに寄せる

古いタイプRは、走りを楽しむ前に『基礎の戻し』が必要な車が多い。 足回りのブッシュとハブ、エンジンマウント、冷却。 ここを最初に整えると、以降の整備は小さく済みます。 買う時点で完璧を求めるより、リセットできる個体を選ぶのが現実的です。

迷いを減らすチェック

  • ボディと下回りが健全か。ここが崩れている車は直しても戻りません
  • 変速の違和感は厳しめに。シンクロやリンクの消耗が出ます
  • 内装の欠品も見る。扱われ方の荒さが出やすい
  • 改造は説明がつくか。施工店と目的が追える車を選ぶ

CHAPTER 06

比較対象(3台以内)

同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。

同じホンダのタイプRでも、世代で乗り味は違います。 より軽快なFWDの楽しさを求めるならDC2。 ボディ剛性や安心感を求めるなら新しい世代。 欲しい感触を先に決めると選びやすいです。

COMPARE CANDIDATES

車種比較へ