
MITSUBISHI Lancer Evolution VI GSR
PILLAR
迷ったら、上位ページに戻って条件を整理してから見ると早いです。まず「MITSUBISHIの車種一覧へ」→ 「中古車検索HUB」→ このページ、の順で進めるのがおすすめ。
TAKEAWAYS
まず押さえるポイント
- 電子制御デフで姿勢を作り、出口で速い。
- 足と制御が揃うと、路面が荒れても破綻しにくい。
- 運転が上手くなるほど、制御の“整え方”が分かる。
- ラリー由来の骨格感で、走りの密度が濃い。
IN THIS STORY
目次
VIEWMINI▾
IN THIS STORY
目次
CHAPTER 01
結論:この車が向く人 / 向かない人
ランサーエボリューションVI GSRは、四駆ターボの中でも反応が速く、路面を掴む感じが濃い一台です。 中古での難所は、過去の走り方が車に残りやすいこと。 足回り、駆動系、冷却のメンテ履歴が曖昧だと、購入後にまとめて直すことになります。 走行距離より、整備記録と現車の素直さを優先し、まずは『基準の個体』を作るのが近道です。 まずは素直に走る基礎を作るのが近道です。 冷却と油脂類を先に整えると、出費の波が穏やかになります。
向く人
- 四駆ターボの加速と安定感を、昔ながらの硬派さで楽しみたい人
- 整備とリフレッシュを前提に、長く付き合う覚悟がある人
- 走る場所や路面を選ばず遊べる車が欲しい人
向かない人
- 静粛性や快適性を最優先したい人
- 改造歴の説明が曖昧でも勢いで買ってしまいがちな人
- 維持の相談ができるショップが近くにない人
エボVIは、状態が良い個体ほど『普通に走るだけで速い』です。 逆に、粗い個体はどこかに必ず違和感が出ます。 買う前に、違和感を拾って原因を想像できるかが大事です。
四駆ターボの安心感と、硬派な走りが好きな人向けです。 快適性や燃費を主役にするなら、別の車の方が向いています。
CHAPTER 02
買う前の最重要チェック
CHECK POINTS
購入前に確認したいこと
- 制御系・油脂管理を無視すると高くつく。
- 改造車が多く、整合が崩れると症状が追いにくい。
- 熱と錆で下回りが痛みやすい個体がある。
- 部品の入手性と工賃が上がりやすい。
- AYC/ACDの警告灯履歴と、油脂交換の履歴は最重要です。
- センサーや配線の後付け修理痕は慎重に見たいです。
- 駆動系の異音・振動は症状の切り分けが難しいことがあります。
購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。
駆動と冷却の履歴を確認します。 試乗では、加速時の振動、変速の癖、異音、直進性。 改造があるなら、施工の丁寧さと整備の筋が通っているかを見てください。
試乗で違和感が出やすいポイント
- 加速時の息継ぎやノッキング感。燃料系や点火系の手当が必要なことがあります
- 駆動系の異音。四駆の唸りや振動は放置すると高くつきます
- 足回りの追従性。跳ねるならダンパーやブッシュが終わっているサイン
- 水温の安定。渋滞で上がる個体は要注意
CHAPTER 03
弱点・故障(注意点)
弱み・注意点
- 制御系・油脂管理を無視すると高くつく。
- 改造車が多く、整合が崩れると症状が追いにくい。
- 熱と錆で下回りが痛みやすい個体がある。
- 部品の入手性と工賃が上がりやすい。
トラブル傾向
- AYC/ACDの警告灯履歴と、油脂交換の履歴は最重要です。
- センサーや配線の後付け修理痕は慎重に見たいです。
- 駆動系の異音・振動は症状の切り分けが難しいことがあります。
- 下回りの錆(特に降雪地域)は価値を大きく左右します。
トラブルは、熱と駆動に集まりやすい。 小さな漏れや異音を放置すると、後でまとめて来ます。 兆候が出たら早めに診断して、悪化させない運用が向いています。
CHAPTER 04
維持費の構造
- 年間の目安: 年間55〜110万円
- 維持費(年): 約82万円(目安)
- 安く買って“治す”より、整った個体を選んだ方が結果的に安いタイプ。
メンテナンスの要点
- 駆動系のオイル管理は要。履歴がない個体は前提を厳しめに
- 冷却系の弱りはトラブルの呼び水。予防整備で差が出る
- 足回りは消耗品が多い。直進性と異音で状態が出る
- ボディの歪みと下回りの錆は価値を大きく左右する
維持費は、年式と使い方で振れます。 油脂類、ブッシュ類、タイヤ、ブレーキ。 走りを混ぜるほど一気に上がる。 イベント単位で積み上げて、予算を前に置くのが現実的です。
予防整備の優先順位
冷却と油脂類、次に足回り、最後にチューニング。 順番を守るだけで、出費の波が穏やかになります。
CHAPTER 05
中古で狙うなら
- 中古相場: 350万〜1200万円(相場変動)
- 安全ライン:550〜900万円前後(制御履歴と下回り重視)
- 発売年: 1999
- ボディ: セダン
- セグメント: スポーツセダン
- エンジン: Front Inline-4 2.0 Turbo (4G 63)
- 駆動: 4WD
- トランスミッション: 5MT
- 燃料: ハイオク
- 新車価格: 当時: 280万〜500万円台(仕様差)
主要スペック(参考)
- 最高出力: 280ps
- 最大トルク: 373Nm
- 燃費: 目安: 6〜10 km/L
派手な仕様より、素性の良い個体を選ぶ方が結果的に速いです。 履歴が明確、下回りがきれい、内外装の雰囲気が整っている。 そういう車は、手を入れても無駄が少ない。
過度なパワーアップは一旦置く
中古でまず欲しいのは、素直に走る基礎。 パワーは後から足せますが、歪みと疲労は後から消せません。
走りの痕跡は消えません
エボは高負荷で使われることが多く、熱が入った履歴が車に残ります。 ブレーキ、タイヤ、足回りの消耗が揃っているかを見て、過去の使われ方を推測。 違和感がある個体は、購入後の立て直しに時間が掛かります。
迷いを減らす判断軸
- 水温が安定するか。渋滞で上がる車は避ける
- 駆動系の唸りや振動。小さくても放置しない
- 足回りの追従性。跳ねる個体は基礎が崩れています
- パワーより素性。まず素直に走る車から始める
補足として、エボは同じ年式でもオーナーの使い方で状態が大きく変わります。 迷う二台があるなら、足回りと駆動の素直さが残っている方を選ぶと、立て直しの費用が読めます。
CHAPTER 06
比較対象(3台以内)
同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。
インプレッサと迷うなら、乗り味の方向性で決める。 エボは硬派で前に出る。 インプはしなやかさが刺さる人もいる。 GT-R系は別格の世界。 予算と用途で現実的な線を引いてください。
COMPARE CANDIDATES
車種比較へCHAPTER 07
関連リンク
最後に、購入判断を一段進めるための『次に読む3本』を置きます。 迷ったらこの順で読むと早い。
NEXT READS
修復歴車はなぜ危険?中古車で後悔しないための「見抜き方チェックリスト」
中古車の修復歴の定義とチェック手順。書類・外観・試乗で見抜くポイント。
低走行の中古車は当たり?「買っていい低走行」と「避けたい低走行」を分ける基準
低走行=安心は誤解。ちょい乗り・放置・試乗車など、距離が少なくても状態が落ちることがある。整備記録と現車チェックで見分ける。
【完全保存版】ランエボとインプレッサ、15年間の「聖戦」。毎年“進化”することを強要された、公道の戦闘機たちの記録
1992年から2007年までの15年間、ランエボとインプレッサはWRCで勝つために毎年進化を続けた。グループAの呪縛が生んだ狂気、AYCとDCCDの技術戦争、そして「聖戦」と呼ばれた開発競争の全貌を完全詳解する。