ARCHIVE 01
MITSUBISHI GTO (Z15A) Active Aero
MITSUBISHI
MITSUBISHI / 1990

MITSUBISHI GTO (Z15A) Active Aero

グランドツアラー1990

PILLAR

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TAKEAWAYS

まず押さえるポイント

  • 空力で姿勢を手当てする“別の速さの作り方”。
  • 高速域の安定感が強く、GTとしての芯がある。
  • 90年代の過剰装備感がヘリテージとして面白い。
  • 整うと“分からないのに速い”が成立する。

CHAPTER 01

結論:この車が向く人 / 向かない人

GTOのアクティブエアロは、足回りの外側で姿勢を守るという発想です。 速度が上がるほど効く領域だから、体感は地味でも効果は大きい。 重い車が速い理由を、空力で支える。 いま買う目線では、動くことが価値。 アクチュエータ、配線、スイッチ類、そして保管環境。 動かないと“ただ重いクーペ”になる。 手間がかかるぶん、整った個体は唯一無二の濃度が残ります。 購入候補を見に行くときは、エアロの動作確認を“最初に”お願いすると判断が早いです。 『動かないけど直せる』は、現実には時間とお金が溶けやすい。 だからこそ、作動と整備履歴が揃った個体を基準にしてください。 速い/遅いよりも、「装備が生きているか」で面白さが決まります。 試乗できるなら、エアロ作動の有無だけでなく、ブレーキの安心感と直進性までセットで確認しておくと、買ってからの後悔が減ります。

向く人

  • 90年代の“過剰装備”が好きで、機構を含めて楽しめる人。
  • 高速域の安定感を重視し、GTとして乗りたい人。
  • 作動確認と整備記録を最優先にして個体を選べる人。

向かない人

  • 維持をできるだけ軽くしたい人(燃費・消耗品・工賃が重い)。
  • 電装や機構のトラブルに時間を使いたくない人。
  • 安い個体を買って“後で何とかする”前提の人。

GTOアクティブエアロは「90年代の過剰装備が好き」かつ「動く個体を選べる」人向けです。 買うなら、まず“エアロがちゃんと動く”個体。 これが前提です。

向く/向かないは上の箇条書き通り。 重いクーペなので、維持に余裕がないと楽しむ前に疲れます。

CHAPTER 02

買う前の最重要チェック

CHECK POINTS

購入前に確認したいこと

  • 電動/油圧機構が多く、整備の難易度が高い。
  • 年式相応に配線・樹脂・ゴム類の劣化が重い。
  • 重い車体ゆえ、足回りのへたりが走りに直結する。
  • 部品の入手性と工賃が読みにくい。
  • アクティブエアロの作動確認(動くか、異音がないか)は必須です。
  • 後付け配線や補修痕が雑だと電装トラブルになりやすいです。
  • 冷却系とオイル滲みは古いターボでは要注意です。

購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。

  • アクティブエアロの作動確認(速度に応じた動作の有無、異音、警告)。ここは絶対。
  • 電装の後付け。配線が雑だと不具合が連鎖します。
  • 冷却とオイル滲み。古いターボは熱と漏れが出やすい。
  • 足回りのへたり。重さがあるので、ブッシュが死ぬと乗り味が一気に荒れます。
  • 下回り錆とサブフレーム周り。保管環境がそのまま出ます。

CHAPTER 03

弱点・故障(注意点)

弱み・注意点

  • 電動/油圧機構が多く、整備の難易度が高い。
  • 年式相応に配線・樹脂・ゴム類の劣化が重い。
  • 重い車体ゆえ、足回りのへたりが走りに直結する。
  • 部品の入手性と工賃が読みにくい。

トラブル傾向

  • アクティブエアロの作動確認(動くか、異音がないか)は必須です。
  • 後付け配線や補修痕が雑だと電装トラブルになりやすいです。
  • 冷却系とオイル滲みは古いターボでは要注意です。
  • 下回り錆とサブフレーム周りの状態が価値を左右します。

弱点は「機構が多い」こと。 動かないエアロは価値が半減するし、直すと工数がかかります。 逆に整っている個体は、現代の車にはない“別解の速さ”が残っています。

CHAPTER 04

維持費の構造

  • 年間の目安: 年間40〜95万円
  • 維持費(年): 約72万円(目安)
  • 安く買うと“動かす”費用が重い。動く個体は高いが、戻すより安いことがある。

メンテナンスの要点

  • アクティブエアロの作動確認は絶対条件。動かないと価値が変わります。
  • 冷却とオイル滲みは古いターボの基本チェック。履歴が薄い個体は避けたいです。
  • 足回りのへたりは重い車ほど効きます。段差の収まりと直進性で判断。

燃費は良くないです。 さらに、電動/油圧系のトラブルは一発が重くなりがちです。 年平均で見るより、突発出費に耐えられる予備費があるかで判断してください。

CHAPTER 05

中古で狙うなら

  • 中古相場: 150万〜700万円(相場変動)
  • 安全ライン:260〜520万円前後(作動と保管環境重視)
  • 発売年: 1990
  • ボディ: クーペ
  • セグメント: グランドツアラー
  • エンジン: Front V6 3.0 Twin Turbo (6G 72) / NA (仕様差)
  • 駆動: 4WD/FF(仕様差)
  • トランスミッション: 5MT/4AT(仕様差)
  • 燃料: ハイオク
  • 新車価格: 当時: 200万〜500万円台(仕様差)

主要スペック(参考)

  • 最高出力: 280ps
  • 最大トルク: 427Nm
  • 燃費: 目安: 5〜9 km/L

価格だけで選ばず、作動確認と整備記録を最優先に。 購入時に高い個体は、戻すより安いことが多いです。 見に行く前に、作動状況と交換履歴を電話で聞くくらいがちょうどいいです。

CHAPTER 06

比較対象(3台以内)

同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。

同年代の“90年代多機能”ならプレリュード4WSやR32のHICASも方向性が近いです。 ただ、GTOはGTとして重さと高速安定に寄った味付けです。

COMPARE CANDIDATES

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CHAPTER 07

関連リンク

最後に、購入判断を一段進めるための『次に読む3本』を置きます。 迷ったらこの順で読むと早い。