
TOYOTA Chaser (JZX100) Tourer V
PILLAR
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TAKEAWAYS
まず押さえるポイント
- 1JZの余裕で日常域が強い。
- FR×リンク足で線がきれい。修正舵が減る。
- 情報量が多く、改善の道筋がある。
- セダンとして使え、走りの濃度もある。
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CHAPTER 01
結論:この車が向く人 / 向かない人
JZX100ツアラーVは、セダンの黄金期を代表する“日常性能”の塊です。 1JZの余裕、FRのつながり、リンク足。 整うと速さが落ち着きとして出る。 中古では、ボディの錆/修復、足回りブッシュとアライメント、冷却と補機、配線の後付け品質が価値を決めます。 改造車も多いからこそ、燃調・冷却・足の思想が揃っている個体が強い。 安い個体を戻すより、履歴の静かな個体を拾った方が結果的に安いタイプ。 ドリフト用途で酷使された個体も混じるので、デフやメンバー周りの状態、タイヤの減り方も見ておくと安心です。 『真っ直ぐ走る』『真っ直ぐ止まる』が当たり前にできる個体ほど、ツアラーVの良さがそのまま出ます。
向く人
- 「毎日使える速さ」をセダンで欲しい人。
- 多少の手入れは前提で、良個体を見抜いて長く乗りたい人。
- ターボ×FRの味を、過剰に派手じゃない器で楽しみたい人。
向かない人
- とにかく“買ってすぐ安心して乗りたい”人。
- 錆・修復歴・改造内容の確認に時間をかけたくない人。
- 燃費や税金を最優先したい人。
JZX100ツアラーVは、速いから買うというより「毎日使える速さが欲しい人の最適解」です。 買うなら、錆と修復、そして改造の整合がクリアな個体を優先してください。
向く/向かないは上の箇条書きで判断できます。 悩むポイントは大体「錆」と「改造の質」なので、次のチェックを通せるかで決めると迷いが減ります。
CHAPTER 02
買う前の最重要チェック
CHECK POINTS
購入前に確認したいこと
- 錆と修復で価値が大きく割れる。
- 改造個体が多く、整合が崩れると症状が追いにくい。
- 冷却・補機の経年で差が出やすい。
- AT個体は状態で評価が分かれやすい。
- 下回り錆(特にサブフレーム周り)は要注意です。
- 冷却系(ラジエーター/ホース/ファン)更新履歴は確認したいです。
- 追加配線(メーター/制御)の処理が雑だと電装トラブルの温床です。
購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。
- 下回り・サブフレーム周りの錆。見える場所だけでなく、リフトで確認できると理想。
- 修復歴の説明が具体的か(どこをどう直したか)。曖昧なら避けたいです。
- 足回り:直進性、段差の収まり、アライメントの違和感。ここが整うと“普通に速い”になります。
- 冷却:水温が暴れないか、電動ファンの動き、ホースの滲み。
- 追加配線:メーター・オーディオ・制御の付け方。配線が散らかっている個体は後が長いです。
CHAPTER 03
弱点・故障(注意点)
弱み・注意点
- 錆と修復で価値が大きく割れる。
- 改造個体が多く、整合が崩れると症状が追いにくい。
- 冷却・補機の経年で差が出やすい。
- AT個体は状態で評価が分かれやすい。
トラブル傾向
- 下回り錆(特にサブフレーム周り)は要注意です。
- 冷却系(ラジエーター/ホース/ファン)更新履歴は確認したいです。
- 追加配線(メーター/制御)の処理が雑だと電装トラブルの温床です。
- 足回りブッシュのへたりは乗り味と直進性に直結します。
この車の弱点は「古さ」そのものより「過去の手が入った跡」です。 熱、配線、足、ボディ。 この4点の整合が崩れていると、直しても直しても落ち着きません。 逆に、筋の通った個体は、セダンなのに線がきれいです。
CHAPTER 04
維持費の構造
- 年間の目安: 年間45〜110万円
- 維持費(年): 約76万円(目安)
- 履歴の静かな個体ほど“普通に速い”。戻すより探す方が早いことが多い。
メンテナンスの要点
- 下回り錆の有無で“残り寿命”が変わります。リフトで確認できるなら最優先。
- 冷却と配線の整理が、ターボ車の安定感を決めます。
- 足回りは満足度に直結。ブッシュやダンパーの状態で別の車になります。
普段のランニングに加えて、“戻し整備”の予算が必要になりやすいです。 とくに足回りと冷却は、ケチると満足度が落ちます。 最初の1年を厚めに見ておくのがコツです。
CHAPTER 05
中古で狙うなら
- 中古相場: 220万〜900万円(相場変動)
- 安全ライン:380〜650万円前後(錆と整合重視)
- 発売年: 1998
- ボディ: セダン
- セグメント: スポーツセダン
- エンジン: Front Inline-6 2.5 Turbo (1JZ-GTE)
- 駆動: FR
- トランスミッション: 5MT/4AT(仕様差)
- 燃料: ハイオク
- 新車価格: 当時: 250万〜450万円台(仕様差)
主要スペック(参考)
- 最高出力: 280ps
- 最大トルク: 378Nm
- 燃費: 目安: 6〜11 km/L
安い個体を買って仕上げるより、履歴の静かな個体を高く買う方が結果的に安いことが多いです。 改造車を狙うなら、燃調・冷却・足の方向性が揃っているかと、記録が残っているかが最低条件です。
CHAPTER 06
比較対象(3台以内)
同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。
同じ系統ならER34 25GTターボは“R34の器”が魅力。 ローレルC35はもう少し地味に、落ち着いた味。 ツアラーVはその中で、一番バランスが良いと感じる人が多いです。
COMPARE CANDIDATES
車種比較へCHAPTER 07
関連リンク
最後に、購入判断を一段進めるための『次に読む3本』を置きます。 迷ったらこの順で読むと早い。
- 修復歴・事故歴の見方(チェックリスト)
- 維持費のざっくり試算
- 購入予算を総額で組む
- 修復歴は“ある/なし”より中身
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