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TOYOTA Celica GT-Four (ST205 era)
TOYOTA
TOYOTA / 1994

TOYOTA Celica GT-Four (ST205 era)

ラリー系スポーツ1994

PILLAR

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TAKEAWAYS

まず押さえるポイント

  • ラリー由来の4WDターボで、路面を問わず姿勢が作りやすい。
  • 速さだけでなく、GT寄りの落ち着きも残る。
  • 今の車にはない“メカ感”が濃い。
  • 整った個体は、走らせた時の安心感が強い。

CHAPTER 01

結論:この車が向く人 / 向かない人

セリカGT-Four(ST2 05)は、4WDターボを“道具”として成立させた時代の濃度を残した一台です。 ラリーのイメージが強いですが、実際は熱と駆動の整合が取れているほど、普通の速度域でも車の芯が見えてきます。 中古で一番差が出るのは、冷却系と駆動系の履歴です。 ホース類やラジエーター周りの滲み、デフやトランスファーのオイル管理、そして足回りのブッシュ。 ここが揃うと、重い4WDでも動きが軽く感じられます。 逆に、安く買って後で仕上げると、直す箇所が連続して“終わりが見えにくい”ことがあります。 走行距離より、整備記録と仕様の透明性を優先し、最初の1年は予備費を厚めに見ておくのが安全です。 4WDはタイヤと足のコンディションが走りに直結します。 変なアライメントや片減りがある個体は、駆動系も含めて何かを抱えていることがあるので、タイヤの減り方まで見ておくと安心です。

向く人

  • ラリーの文脈が好きで、4WDターボを手入れしながら乗りたい人。
  • 雨や路面の悪い環境でも、安定感のあるスポーツを求める人。
  • 改造の有無より、素性と整備記録を重視できる人。

向かない人

  • 維持をできるだけ軽くしたい人。
  • 部品探しや専門店との付き合いに時間を使いたくない人。
  • “買ってすぐ安心して乗りたい”人(個体差が大きい)。

ST205世代のGT-Fourは「ラリーの文脈が好きで、4WDターボを維持できる人向け」です。 買うなら、改造の有無より、駆動と冷却が整っている個体を優先してください。

上の箇条書きで“刺さる”なら向いています。 逆に、維持をできるだけ軽くしたい人や、部品探しに時間を使いたくない人には向きません。

CHAPTER 02

買う前の最重要チェック

CHECK POINTS

購入前に確認したいこと

  • 熱と補機の経年で差が出やすい。
  • 部品供給と整備の難易度が上がっている。
  • 冷却系の更新履歴は必須です。
  • 駆動系の異音・振動は要チェックです。
  • 錆と修復歴の説明の具体性が価値を左右します。
  • 冷却系は最優先。水温の安定と、滲みの有無で候補を絞れます。
  • 4WDは駆動のオイル管理が効きます。異音や違和感は試乗で拾いたいです。

購入前に“ここだけは先に確認”したいポイントです。 下のチェックリストを参照してください。

  • 駆動系の異音(低速の切り返し、加減速での唸り)。4WDはここが出やすい。
  • 冷却系の履歴。水温が安定しているか、滲みがないかは最優先。
  • ボディの錆と修復歴。ラリー系は下回りの状態が特に重要です。
  • 足回り:直進性と段差の収まり。古い4WDは足が死ぬと全体がぼやけます。
  • タービン周辺の滲み・配管。雑な補修がある個体は避けたいです。

CHAPTER 03

弱点・故障(注意点)

弱み・注意点

  • 熱と補機の経年で差が出やすい。
  • 部品供給と整備の難易度が上がっている。

トラブル傾向

  • 冷却系の更新履歴は必須です。
  • 駆動系の異音・振動は要チェックです。
  • 錆と修復歴の説明の具体性が価値を左右します。

弱点は「熱」と「駆動」です。 ターボ車としての熱管理に加えて、デフや駆動のオイル管理が効きます。 症状は“走ると出る”タイプが多いので、書類だけで決めず、試乗で違和感を拾えると安心です。

CHAPTER 04

維持費の構造

  • 年間の目安: 年間55〜130万円
  • 維持費(年): 約85万円(目安)
  • 整った個体は高く見えても安い。戻しが必要な個体は覚悟が要る。

メンテナンスの要点

  • 冷却系は最優先。水温の安定と、滲みの有無で候補を絞れます。
  • 4WDは駆動のオイル管理が効きます。異音や違和感は試乗で拾いたいです。
  • ボディの錆と修復歴は価値に直結します。下回り確認は必須です。

普段の維持費に加えて、4WD由来のオイル類、足回り、冷却が重なります。 安い個体ほど“後からまとめて来る”ので、最初の1年は予備費を厚めにしておくのが現実的です。

CHAPTER 05

中古で狙うなら

  • 中古相場: 200万〜900万円(相場変動)
  • 安全ライン:380〜650万円前後(履歴重視)
  • 発売年: 1994
  • ボディ: クーペ
  • セグメント: ラリー系スポーツ
  • エンジン: Front 2.0 Turbo (3S-GTE)
  • 駆動: 4WD
  • トランスミッション: 5MT
  • 燃料: ハイオク
  • 新車価格: 当時: 200万〜450万円台(仕様差)

主要スペック(参考)

  • 最高出力: 255ps
  • 最大トルク: 304Nm
  • 燃費: 目安: 6〜12 km/L

おすすめは「素性が分かる個体」。 改造車は悪ではないですが、誰が何のために弄ったかが見えないと怖いです。 整備記録、仕様の説明、部品の情報が揃っている個体を選んでください。

CHAPTER 06

比較対象(3台以内)

同じ予算帯・同じ使い方で迷いやすい候補だけを、最大3台に絞って並べます。 数字より『乗り方』と『維持の現実』で比べると失敗しにくい。

同じ“ラリーの濃度”なら、インプレッサWRX STIやランエボが候補になります。 GT-Fourはその二つよりも“GT寄り”で、速さが落ち着きとして出やすいです。

COMPARE CANDIDATES

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CHAPTER 07

関連リンク

最後に、購入判断を一段進めるための『次に読む3本』を置きます。 迷ったらこの順で読むと早い。